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村上春樹と東京五輪と海外生活 [日記]

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海外に移住してかれこれ7年が経過した
ホームシックらしいものは特に感じたことはなかった
食事に関して、最近は特に困ったことはない

最初の1年は、食材探しに苦労したけど
どこに何が売っているかを把握して以来、
ほぼ問題なく日本食を自炊することが出来る
それが
ホームシックを引き起こさない一因かもしれない

エンタメに関しても
多少の時差はあれど
Youtube、Netflix、電子書籍で書籍&漫画で十分に満足できる

日本にいる友達に会うことが出来ないのは
ちょっと辛い時はあるけど
お互いに家族もいるし
学生時代のように遊ぶことは
日本に住んでいたとしても
なかなか難しいと思うし
それに今は、LINE、Skypeなどで無料で通話が出来るから
距離は遠いようで、案外と近いとも言える


基本的に
私は
日本を恋しいと思ったことがなかった

7年間で1度だけ
帰国したことがある
そこまで帰りたいと思わないし
そのお金と時間があるなら
別の国に旅行に行きたいし
実際に、移住してから
8カ国ほど旅行に出かけた

移住してきている日本人の友人・知人の中には
ほぼ毎年、帰国している人もいる
子供を両親に会わせるという名目など様々な理由があるらしい…
(コロナのせいで、今は難しい時期ですが…)

いずれにせよ私は、
あまり日本に帰りたいと思わない


ところが
大して期待していなかった
只今、開催中の
東京五輪をテレビで見るたびに
日本に対する
淡い気持ちがジワジワと膨らんでくる

多分、恋しいんだと思う。
食事、風景、人、空気感、風、エネルギー
日本を感じたいと
今は思っている

それから、最近読んでいる
村上春樹の1Q84の影響もあるように思う

この小説を読んでいると
ところどころで
東京の風景が蘇ってくる

20代の頃に
麻布、芝公園、新橋あたりで
飛び込み営業していた事を思い出す
六本木、銀座、渋谷、恵比寿、代官山、新宿、池袋、浅草

東京だけでも
色々な思い出が呼び起こされる


海外に住んで
自分がマイノリティーになり
言葉の壁が立ちはだかり
無駄に時間だけが過ぎて
自分に自信を持てなくなっていた

それに加えて
日本の元気のなさがメディア、本などで取り沙汰されて
ますます
気持ちを落ち込ませる

日本人を
誇れない自分がいた

でも
きっと
東京五輪で
頑張っている日本人

それは
選手、運営、ボランティア、サポーター、ファンなどを
テレビ、ネットで
見て、聞いて、感じて
勇気をもらっているんだ思う

そして、
五輪特有の
自国意識の高まりも関係しているんだろうな…

それから

村上春樹という才能と
その世界に住む
登場人物たちにも
勇気をもらっているような気がする


日本人として生まれた事を
誇りに思えるように
人生をより輝かせる

そして、
後世の日本人に
勇気を与えられるように
日々精進する

ありがとう


人を信じよ、しかし、その百倍も自らを信じよ。

手塚治虫







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